TOEICを受けたいけどどうやって勉強すればいいの?教材がいっぱいあってどれがいいかわからない。という方に向けて、TOEIC学習におすすめの教材を4つに厳選して紹介します。
TOEICを勉強するときに、たくさんの教材に手を出すよりも厳選した教材を何周もする方が効果が高いです。
それぞれの教材の使い方も紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。
TOEIC L&R TEST 出る単特急金のフレーズ
金フレこと金のフレーズの著者、TEX加藤さんはTOEICを80回以上も受験し、満点継続取得しており、毎回受験後にどのような単語、表現、問題が出題されたかをまとめています。TOEICに頻出する単語が凝縮されているので、効率的に点数をアップすることができます。
使い方
単語の暗記は、何回その単語に出会うかで記憶への定着率が変わってきますので、毎日10個など少しの数を覚えるよりも、毎日たくさんの単語を見て、それを繰り返す方が覚えられます。
毎日100語を1週間、朝起きてすぐと、寝る前の2回行います。1単語にかける時間は最大でも10秒までです。abceedのアプリから発音を聞くことができるので、発音を聞いてまねして言いましょう。書いて覚える事は効率が悪いのでやりません。
次の100語を覚えるときは、前回の100語も毎回目を通すようにしましょう。
単語は出会った回数で定着率が変わります。何度も同じ単語に出会うと、脳が「これは大事なことなのではないか」と勘違いして覚えてくれます。根気よく20回、30回以上出会うようにしましょう。
金のフレーズは約1000語+ α の量がありますので、3ヶ月ぐらいかけて集中して単語帳の中身を覚えることで、効率よく問題集に取り組むことができます。
それでもなかなか覚えられない単語を覚えるには
例文とともに覚え、自分でも例文を作ってみましょう。時間はかかりますが、効果は抜群です。
また、自分の目指す点数に合わせて覚える単語を調節するのもお勧めです。金のフレーズには、600点レベル、730点レベル、860点、レベル990点レベルの単語が収録されています。
990点レベルの単語は出題される頻度が減りますので、ひとまず置いておいて、860点レベルまでの単語をしっかり覚える方がスコアは上がります。
公式TOEIC Listening&Reading問題集
公式問題集は、本番のテストと同じような形の問題が2回分収録されています。
使い方
まずは実力を試すために2時間計って問題を解き、答え合わせをして今の自分の実力を知ります。その後、part1.2はディクテーション、part3.4はシャドーイング、part5.6.7は精読と音読を30回以上やり、テストの内容を理解した上でもう一度同じテストを解きます。
ディクテーションは音声を聞いて聞こえた英文を紙に書きとる練習です。自分が聞き取りにくい音を認識し、聞こえるようになることでリスニング力がアップします。
聞こえるまで何度も聞いて、もう限界だと思ったら答えをみます。答えを見た上で音読したら、次の問題にいきましょう。
シャドーイングは音声を聞いて、少し遅れて発音する練習です。聴きながら話すので難易度は高いです。シャドーイングの効果を高めるためには、闇雲に発音するのではなく、英文を理解した上で発音する必要があります。part3.4は、精読し、音読10回ほどしてからシャドーイングを30回ほどやりましょう。
精読は英文の構造や単語の意味をきちんと理解して読むことです。時間がかかりますが、わからない文法や単語をきちんと調べて読むことで英語力が上がります。
音読は文を見て読むことです。part5.6.7には音声がないので、音読をしましょう。目安は30回以上です。
TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問
でる1000問は、TOEIC part 5対策で使用します。これをやり込むことで、part 5の得点率や回答のスピードを上げることができ、後のpart 6、part 7の長文読解に時間をかけることができます。
使い方
こちらも精読をして音読を30回以上しましょう。
TOEIC(R)L&Rテスト 直前の技術
スコアが上がりやすい順に学ぶスケジュールになっていて、TOEIC のスコアを効率の良くあげるためのテクニックが載っています。
使い方
一読しましょう!
30年以上にわたってTOEIC受験指導を行ってきたロバート・ヒルキ氏が、長年の経験と学習ノウハウから、11日間で48の解答技術を伝授してくれます。一読しておくとTOEICの点数をあげるのに役立つでしょう。
まとめ
いかがでしたか?TOEICの対策に沢山の本を買うより、一つの本を何周もやりこむ方がお金がかからない上に、得点も上がります。
ぜひ今回紹介したテキストをやりこんで、TOEICの得点アップに役立ててみてください。