英語を勉強したいけど、なかなか単語を覚えられない、英文が読めるようにならないという経験は、みなさんあるのではないでしょうか?
筆者は英検やTOEICの勉強で英単語を覚えようとしましたが、なかなか覚えられないし楽しくないので苦痛を感じていました。
長文読解でも、ところどころの単語の意味が分かっても、読み終えたときに「何の話だっけ?」となってまた読み直すということもよくやっていました。
その時、YouTubeやブログなどから効率的な学習方法を調べあげて実践し、効果があった方法をシェアしたいと思います。
この記事が英単語・長文読解の学習方法で悩んている方の参考になれば幸いです。
効率よく単語を暗記する方法
単語の暗記は、何回その単語に出会うかで記憶への定着率が変わってきますので、毎日10個など少しの数を覚えるよりも、毎日たくさんの単語を見て、それを繰り返す方が覚えられます。
毎日100語を1週間、朝起きてすぐと、寝る前の2回行います。1単語にかける時間は最大でも10秒までです。
ほとんどの単語帳は、アプリやCDから音声を聞くことができますので、音声を聞きながら発音まねして言うようにします。
書いて覚える事は効率が悪いのでやりません。
次の100語を覚えるときは、前回の100語も毎回目を通します。
単語は出会った回数で定着率が変わります。
何度も同じ単語に出会うと、脳が「これは大事なことなのではないか」と勘違いして覚えてくれます。根気よく20回、30回以上出会うようにしましょう。
目安としては、一冊の単語帳を3ヶ月ぐらいかけて集中して覚えることで、効率よくTOEICや英検の問題集の英文読解に取り組むことができます。
もちろん、単語帳の量やご自身のペースに合わせてもらって大丈夫です。
ただ、やみくもに単語帳を開くよりも、ペース配分を考えてから取り組んだほうが見通しをもって学習できます。
1回や2回単語に目を通したところで全然覚えられないことは普通のことなので、焦ったり落ち込んだりしなくても大丈夫です!
なかなか覚えられない単語を覚えるには
何十回も出会っているけど、なかなか覚えられない単語ってありますよね。
そんな単語に出会ったら、例文とともに覚えるようにし、自分でも例文を作ってみましょう。
その時に作る例文は、自分が使いそうなシチュエーションを想像して作るのがおすすめです。
時間はかかりますが、効果は抜群です!
TOEICの単語帳の場合、自分の目指す点数に合わせて覚える単語を調節するのもお勧めです。
金のフレーズには、600点レベル、730点レベル、860点、レベル990点レベルの単語が収録されています。
990点レベルの単語は出題される頻度が減りますので、ひとまず置いておいて、860点レベルまでの単語をしっかり覚える方がスコアは上がります。
長文読解の効果的な練習方法
今回は公式TOEIC Listening&Reading問題集を例にして長文読解の学習方法を紹介します。
他の長文を読む場合でもやり方は同じです。
公式問題集は、本番のテストと同じような形の問題が2回分収録されています。
使い方
まずは実力を試すために2時間計って問題を解き、答え合わせをして今の自分の実力を知ります。その後、part1.2はディクテーション、part3.4はシャドーイング、part5.6.7は精読と音読を30回以上やり、テストの内容を理解した上でもう一度同じテストを解きます。
ディクテーション
ディクテーションは音声を聞いて聞こえた英文を紙に書きとる練習です。自分が聞き取りにくい音を認識し、聞こえるようになることでリスニング力がアップします。
聞こえるまで何度も聞いて、もう限界だと思ったら答えをみます。答えを見た上で音読したら、次の問題にいきましょう。
シャドーイング
シャドーイングは音声を聞いて、少し遅れて発音する練習です。聴きながら話すので難易度は高いです。シャドーイングの効果を高めるためには、闇雲に発音するのではなく、英文を理解した上で発音する必要があります。part3.4は、精読し、音読10回ほどしてからシャドーイングを30回ほどやりましょう。
精読
精読は英文の構造や単語の意味をきちんと理解して読むことです。時間がかかりますが、わからない文法や単語をきちんと調べて読むことで英語力が上がります。
音読
音読は文を見て声に出して読むことです。part5.6.7には音声がないので、音読をしましょう。目安は30回以上です。
まとめ
これらの練習をすれば、TOEICや英検でばっちり対策ができます。
ぜひ試してみてください。